激務の代表格 仕事によって激務のタイプはそれぞれ

仕事が激務といわれる業界3選

業界・業種により仕事のボリュームやハードさは異なります。体力やメンタルの強さにあまり自信のない人は、激務な業界は避ける方が賢明かもしれません。どんなに好きな仕事でも、あまりに激務では、心身の健康バランスを崩してしまいかねません。そこでここでは、激務になる可能性が高い業界を列挙していきたいと思います。ただ、あくまで傾向なので、仕事選びの参考程度にしてみてください。
一般的に、激務な職場が多いといわれるのが「飲食業界」です。基本的に飲食業界は、夜間・休日にお客さんが多いため、世間が休んでいる時に休めません。そのため人手不足なことが多く、誰かの代わりにシフトに入ったりするようなケースも少なくありません。当然、人気のお店ほどシフトの入れ替わりが激しく、激務になるのは言うまでもありません。食材の仕込み、仕入れなど開店前後に行う仕事も多くあり、早い時間帯から働くことを余儀なくされます。
また、「旅行・宿泊業界」もなかなか激務な業界です。飲食業界と特徴は似ていますが、基本的に人手不足なので、休みが取りづらい傾向にあります。業界全体で競争が激しいため、無駄な利益を削りながら運営している場所が多いです。一人の人材でいかに効率的に仕事ができるかという部分に切磋琢磨しているため、テキパキとした動きが求められます。
そのほか、「IT業界」も労働時間が長く、よく激務といわれる業界です。クライアントの要望に応えなければならないうえ、納期もあるため、納期間近になると帰宅できないほど忙しくなることも珍しくありません。飛躍的に成長している業種ですが、人材が不足しているため業務量が多く、残業や休日出勤も多い傾向にあります。また、技術の進歩が速い分野のため、常日頃から勉強し、新しい知識やスキルを身につける必要もあります。